Photon 2、以前から気になってはいたのだが、ついに日本版通販サイトがオープンしたので早速買ってしまった。
キーボードカバーつきで29900円。安い。
ファーストインプレッション
届いたときの印象。
セットアップ
設定を行っていく。初期ではWindows 8.1が入っている。
- Windows 8.1のセットアップ
- ここでは日本語表示に設定
- Windows 10へアップグレード
- http://www.bungbungame.com/JP/support/download_drive.aspx から「Photon 2 AMD Drivers (AMD Drivers for WIN10/Win8.1 64bit)」をダウンロードしてきてインストール
- これを入れないと暗転するらしい
- 同様にBT_8821AE(WIN10 64bit)をインストール
- BlueToothが使えるようになり、キーボードカバーのキーボードが使えるようになる
- 他にもWin10向けのドライバ類をインストール。必要ないかもしれないけど
- Windows Updateで最新に更新
- スタートメニュー→設定→更新とセキュリティ から
- 古いOSの削除
- スタート→設定→システム→ストレージ→Cドライブ→一時ファイル→Windowsの以前のバージョン「以前のバージョンの削除」
- 同じMicrosoftアカウント間の設定の同期の解除
- IMEの状態をsystem-wideで共有しないようにする
- Tech TIPS:Windows 8のIMEのオン/オフをアプリごとに制御する - @IT
- コントロール パネル→時計、言語、および地域→言語→詳細設定から「アプリ ウィンドウごとに異なる入力方式を設定する」のチェックを外す
お絵描き回り
- SAIを入れてみる
- 筆圧がきかない
- N-Trig Wintabドライバをインストール
- N-trig Wintabドライバがダウンロードできなくなっていた件&新しいダウンロードリンクについて | 肉うどん
- 筆圧感知有り・タブレットPC「Photon2」お絵描き編①|NecromantiC
- SAIで筆圧感知が有効に
- でも、SAIはタブレットを前提としてないつくりの気がするので、クリスタとかのがいいかも?
- ペンを上げた状態で手のひらを画面に置くとそれもタッチと認識されてしまって点が描かれたりするし、指のピンチで拡縮や移動・回転ができない。
- Clip Studio Paint
- 指によるタッチ操作でキャンバスの拡縮・回転ができる。素晴らしい。キーボードがない状態だとショートカット類が使えないのでやや使い辛い(もしかしたら使う方法を知らないだけかもしれないが)。
その他ソフト類のインストール
マルチメディア・ユーティリティ等
- Firefox
- はてなブックマークaddon
- Google Chrome
- Remote Desktop
- Thunderbird
- Dropbox
- VLC
- Cygwin
- openssh
キーボードのカスタマイズ
しかし変な配列である。
うーん、さすがにphoton2のキーボードカバーのキーボード、配列が色々辛い感じになってる。英語キーボードに無理矢理日本語配列を押し込んだみたいな窮屈さを感じる。 pic.twitter.com/rrkMRi4KPl
— にせねこ (@nixeneko) June 19, 2016
台湾版のキーボードを見るとまあ納得といった配置だ。.comキーだけ謎だが、キーが余ってたんだらうか。(via https://t.co/LMHo0ytScv ) pic.twitter.com/hWs5Ci1UQf
— にせねこ (@nixeneko) June 19, 2016
台湾版はまともな102キーボードベースの配列のようであるし、無理やり日本語キーボード化した感が拭えない。
キーの形は英語キーボードと同じ様であるし、英語キーボードベースの配列として使えばいいのではないか。
日本語キーボードとして認識させる
同じMSアカウントで別のPCにログインし設定してたためかキーボード周りの設定がおかしくなっていた。
キーボードカバーのキーボードが英語キーボードとして認識されてたので日本語キーボードに変更。
- Windows 10で日本語キーボードが101英語キーボードと認識されてしまう問題
- スタート→設定→時刻と言語→地域と言語→日本語→オプション→ハードウェアキーボードレイアウト「レイアウトを変更する」→「日本語キーボード(106/109キー)→サインアウト
配列を変える
remapkeyを使ったモディファイヤキーの変更
Windows Server 2003 Resource Kit Toolsをダウンロードしインストール。
C:\Program Files (x86)\Windows Resouce Kits\Tools\remapkey.exe を管理者権限で起動。
上のベースキーボードから下のリマップキーボードにキーをドラッグ&ドロップすると設定できる。間違えたキーはクリックで取り消せる。
カタカナひらがなキーにはアプリケーションキーを、Appキーには右Ctrlキーを、“]”キーには右シフトを割当て、設定を保存し再起動する。
この状態では“]”“}”が入力できないことに注意する。
DvorakJを使ってDvorak配列に変更
US配列にしたければ「QWERTY 配列 (ASCII 配列版).txt」を直接入力の配列として指定すればよい。
今回はDvorakにしたいので、次のような配列定義ファイルを用意し、直接入力の配列として設定する。
同時に打鍵する配列 /* * Dvorak 配列 * * Photon 2 キーボードカバーのキーボード用 */ [ 1|2|3|4|5|6|7|8|9|0|[|]|\| '|,|.|p|y|f|g|c|r|l|/|=| a|o|e|u|i|d|h|t|n|s|-|`| ;|q|j|k|x|b|m|w|v|z|\| ] -shift[ {!}|@ |{#}|$ |% |{^}|{&}|* |( |) |{{}|{}}|@@@| " |< |> |P |Y |F |G |C |R |L |? |{+}| A |O |E |U |I |D |H |T |N |S |_ |~ | : |Q |J |K |X |B |M |W |V |Z |@@@| ]
ただ、これだと英語(直接入力)や日本語入力の場合は問題ないものの、他言語のキーボードに切替えた場合に問題が生じる可能性がある。ロシア語キーボードも必要なので、後で検討する。
また、ログイン画面ではDvorakJは動作しない。これも要検討。
方針転換(2016-09-05追記)
上記のRemapkeyのやり方だと、別言語(英語、ロシア語等)のキーボードに切り替えた場合、キーが本来とは異なった位置にマップされてしまう。そのため、通常の物理キーボードと配列が同じになるようにremapkeyの設定を変更した。
なお、この状態では縦棒“|”が入力できないことに注意。入力言語・キーボードを「英語(米国) Dvorak」に切り替えたりして対処している。これはログイン画面でも(切り替えれば)使用できる。
DvorakJPやAutohotkeyなどを使ってキーの変更を行うのであればこの設定をベースにするとよいかもしれない。
漢直Win
日本語入力用に漢直Winを入れる。Windows 8.1のときはソフトによっては入力に反応しないときもあったのだが、10ではどうか。
DvorakJでDvorak配列にしたのでキーボードはDvorakに設定した。
○
- メモ帳
- Firefox
△
- Clip Studio Paint
- DvorakJのリマップが反映されてない
×
- Notepad++
- 英数字そのまま直接入力、DvorakJすら効いてない
outputMethod=4
を設定することでNotepad++は入力を受け付けるようになった。
とりあえず様子見。キーボード周りは後で何とかする。
その他
キーボードカバーのペン置きの位置があまり良くなく、カバーにしまうときや画面を立てるときに直撃し、2日持ち運んだらネジが外れてしまった。瞬間接着剤で補修。