にせねこメモ

はてなダイアリーがUTF-8じゃないので移ってきました。

XeLaTeXで日本語+ロシア語

よく分かってない人による作業メモです。

platex使い続けるのも外国語使えなさそうだしネイティブでUnicode対応してるXeTeXあたりを使おうか、と思ったのがきっかけです。

とりあえずCygwin(x64)を使ってtexliveをインストール。Publishingをまとめてインストールする。Windows 7 64bit。

日本語

を参考に。

まずは日本語の表示。BXjsclsパッケージのbxjsarticleを指定し、さらに日本語組版のためにzxjatypeパッケージを使う。

\documentclass[a4paper]{bxjsarticle}
\usepackage{fontspec}
\usepackage{zxjatype}
\setjamainfont{ipam.ttf}
\setjasansfont{ipag.ttf}
\setjamonofont{ipag.ttf}
\usepackage{xltxtra}
\begin{document}
ここに本文が入ります。
\end{document}

これで

$ xelatex test.tex

などとするとpdfが出力されるようになる。

ロシア語

ロシア語のためにpolyglossiaパッケージを使う。

\documentclass[a4paper]{bxjsarticle}
\usepackage{fontspec}
\usepackage{zxjatype}
\usepackage{polyglossia} %polyglossia を使う
\setjamainfont{ipam.ttf}
\setjasansfont{ipag.ttf}
\setjamonofont{ipag.ttf}
\usepackage{xltxtra}
\usepackage{xunicode}
\setmainfont{Arial} %メインフォントをArialに
\newfontfamily\cyrillicfont{Arial} %キリル文字のフォントを指定
\setotherlanguages{russian} %ロシア語を使う設定…のはず
\begin{document}
ここに本文が入ります。
\begin{russian}
Здесь русский текст.
\end{russian}
\end{document}

フォントが無いって怒られる

なんかArialが無いよって怒られるので

を参考に

/etc/fonts/fonts.conf

(C:\cygwin64\etc\fonts\fonts.conf とか)を編集し、

<!-- font directory list -->

以下のセクションで、(自分の環境では)

<dir>/cygdrive/c/Windows/Fonts/</dir>

を追加、保存する。フォントの入っているディレクトリを指定する。

これでxelatexで正常に処理されるようになるっぽい。

参考サイト

ここら辺も参考になりそう。


調べたら書き足す……。