にせねこメモ

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ScanSnap S1300iで自炊を試す

ScanSnap S1300iを買って手元の書類とかをスキャンしてたのだけれど、本も断裁すればスキャンできるなあというので、NHKラジオ講座のテキストを捨てる前にスキャンしてみることにした。


これをスキャンする。
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まずカッターマット、カッター、定規を用意し、
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背から2 mmくらいのところに定規を当てて固定し、カッターで何度もなぞりながら切っていく。
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背から1 mm程度だと接着している糊だけ落とす感じで、紙は部分的にくっついていて、ばらばらにはならない。2mm切断するとページの大部分がバラバラになるので、2 mm位が適切だろうと思う。


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糊が残っていて紙同士がくっついている場合があるので、ばらばらになっていることを確認しつつ、くっついているところがあればはがしていく。
特に、表紙の隣のページはしっかりくっついているのではがさないといけない。はがさないでScanSnapに投入した場合、紙送りに失敗する。


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断裁した本をセットする。S1300iは一度にセットできるのが10枚程度ということになっているが、20枚くらいセットしても大抵はちゃんと紙送りしてくれる。紙の状態が悪いと重送が発生するので気を付けないといけないが。
一度に全部をセットできないので、スキャンが進むにつれて原稿を注ぎ足し注ぎ足ししていくか、あるいは何回かに分けてスキャンしたものをAcrobat Proなどで一枚のPDFに結合する必要がある。


断裁~スキャンにかかる時間は一冊当たり15分ほど。
本格的に自炊するのであれば、2万円ほど上乗せして、スキャン速度も速く一度にセットできる枚数も多い上位機を購入すべきだと思う。カッターで切れるのはこのくらいの厚さが限度だと思うので、厚い本をスキャンするつもりであれば断裁機を買わなければならなさそう。