にせねこメモ

はてなダイアリーがUTF-8じゃないので移ってきました。

Cygwin+Windows 11でtexlive向けにフォントをインストールする

久しぶりに触ったらちょっと悩んだのでメモ。

共通

Cygwinfontconfigパッケージをインストールしておく。

Cygwinのみにフォントをインストールする場合

~/.local/share/fonts/以下にフォントを突っ込む。

その後、fontconfigのキャッシュ更新をする。

fc-cache -fv

Windowsにインストールされたフォントを利用する場合

Windows 10のとあるバージョン以降から、フォントの右クリックメニューからフォントをインストールすると、ユーザーディレクトリ以下(基本的にはC:\Users\ユーザ名\AppData\Local\Microsoft\Windows\Fonts\)にインストールされるようになったらしい。

そのため、このディレクトリをfontconfigから参照するようにすれば、Cygwinのソフトから使うことができる。
(なお、C:\Windows\Fonts\にあるフォントに関しては/usr/share/fonts/microsoft/以下にシンボリックリンクが張られていたので、おそらく標準で利用できるようになっている気がする。)


/etc/fonts/fonts.confを編集し、

<!-- Font directory list -->

の下のところに

<dir>/cygdrive/c/Users/ユーザ名/AppData/Local/Microsoft/Windows/Fonts</dir>

などと追記して保存する(「ユーザ名」は各環境に応じて変更する)。

その後、fontconfigのキャッシュを更新する。

fc-cache -fv